“5.18光州事件”真相を追うドイツ人記者、彼を乗せたタクシー運転手のドラマを映画化

第90回米アカデミー賞外国語映画賞に出品され、韓国観客動員1,200万人を突破した映画『タクシー運転手 〜約束は海を越えて~』が2018年4月21日(土)より公開されることがわかった。

タクシー運転手

本国では『新感染 ファイナル・エクスプレス』の興行成績を上回り、映画批評サイト「ロッテントマト」では脅威の94%を叩き出している本作(17.11月現在)。1980年5月・韓国現代史上最大の悲劇となった光州事件を題材に、真実を追い求めたひとりのドイツ人記者と彼を乗せたタクシー運転手の物語を描く。

タクシー運転手

軍事独裁政権の物々しい言論統制をくぐり抜け、光州を取材し、全世界に“5.18光州事件”の実情を伝えた故・ウィルゲン・ヒンツペーター氏と、その彼をタクシーに乗せ、光州の中心部に入った平凡な市民であり、後日ヒンツペーターでさえその行方を知ることのできなかった故・キム・サボク氏、実在した2人が肌で感じた”あの日”をコミカルかつシリアスに描いている。

11歳の娘を一人で育てる平凡なタクシー運転手マンソプ役にソン・ガンホ、ドイツ人記者ピーター役にトーマス・クレッチマンが扮する。彼らを助ける光州のタクシー運転手ファン役にユ・ヘジンほか、リュ・ジュンヨルらが共演。『義兄弟~SECRET REUNION~』『高地戦』のチャン・フンが監督を務める。

映画『タクシー運転手 〜約束は海を越えて~』は2018年4月21日(土)よりシネマート新宿ほか全国公開

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